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2010.10.07 浪漫飛行
ひどい時はマイナス60度。
冬の南極は生物にとって最も過酷な環境の一つですが、コウテイペンギンはそこで繁殖します。
世界で最も過酷な子育てと呼ばれる由縁です。
5日、ロイターによると、ペルーで巨大ペンギンの化石が発見されました。
体長はなんと1.5メートル。
地球が温暖な頃に生息していたと見られ、保存状態が良いことから進化の過程を解き明かす重要な手掛かりになりそうです。
鳥類であるペンギンの祖先は、自身の翼で大空を羽ばたいていました。
約4,600万年も前のことで、そこからペンギン類、ミズナキドリ類、アホウドリ類へ分化してゆきます。
ただ飛翔力を高めた鳥類がいるのに対し、真逆の進化を遂げたペンギンに関してはまだ多くの謎があります。
今回の発見が謎解明の突破口になるか、期待がかかります。
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