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IPOを考える社長の気まぐれコラム

2010.01.31 デフレパソコン、インフレマーガリン

平成17年の物価を100とします。
指数は生鮮食品を除く全国総合指数。

1980年、30年前の物価指数は76.5。
1970年、40年前の物価指数は32.5。

現在の物価は30年かけて約1.3倍になりました。
40年かけて約3.1倍になっています。

29日、総務省は消費者物価数を発表。
平成21年で最も物価が下がったのは、前年比48.3%減のノートパソコン。
2位デスクトップパソコン38.2%減、3位灯油33.8%減、4位カメラ32.5%減、5位薄型テレビ29.1%減。
家電が物価を下げる構図となりました。

最も物価が上がったのは、前年比23.4%増のマーガリン。
2位移動電話機17.5%増、3位ひじき17.0%増、4位キャンデー15.4%増、5位牛乳(配達)12.9%増。
全体でも食料は上がりました。

なぜマーガリンが値上げされるのか。
原材料高が背景にあり、植物油の価格上昇が影響しました。
牛乳は、牛のエサとなる穀物価格の上昇が原因です。

家電は買わなければ良いだけですが、食料はそうはいきません。
日本人は30年かけ、インフレを実感しにくい適切な経済に慣らされてきました。
先進国に近づく新興国が増え、島国から見えにくいところで食料需給がひっ迫しつつあります。

日本も忘れているだけで、経験が無い訳ではありません。
1970年から1980年にかけては、わずか10年で物価が約2.4倍になりました。
年平均物価上昇率は13.5%に達します。
 
2010.01.30 跳ねない馬

後ろ足で立ち上がる馬。
「跳ね馬」と呼ばれ、フェラーリのシンボルとなってきました。
元々はイタリア空軍のエース隊が使用していたエンブレムでしたが、それを譲り受けたと言われています。

フェラーリと言えば、「うるさい」「乗り心地が悪い」「故障が多い」の3拍子。
ただ流麗なデザインと爽快なエンジン音は、多くの人を魅了してきました。
じゃじゃ馬を可愛がるのがフェラーリファンです。

フェラーリのフラッグシップモデルは599GTBフィオラノ。
620馬力、0-100km/h加速3.7秒、最高時速330km。
ポルシェの対抗モデルは911GT2。
530馬力、0-100km/h加速3.7秒、最高時速329km。
公道でフルに性能を使い切ることはありませんが、モンスターマシン対決はフェラーリに軍配が上がります。
ところがこのフラッグシップモデルに、後ろ足をなぎ払うかのような動きが出てきました。

レスポンス自動車ニュースによると、28日、フェラーリは599GTBフィオラノにハイブリッド仕様を設定すると発表。
フェラーリでは初のハイブリッド車です。
エコ能力は優秀で、燃費は最大30%向上する見込みとか。

残念です。

時代の流れは分かるものの、せめて別ブランドを立ち上げて造って欲しかった。
時代に逆行する発言ではあるものの、ドリームカーは燃費を気にするものではありません。
まさかフィオラノオーナーが、ガソリンスタンドで「ハイオク千円分」と言うことは無いでしょう。

一ファンとしてですが、せめて技術の粋を注ぎ込んで最速のモーターカーを創り上げて欲しいと思います。
 
2010.01.29 刑罰が犯罪抑止にもたらす効果

アメリカは先進国の中で、殺人の発生率が高い国です。
殺人の法的裁きは州によって異なり、死刑制度のある州とない州があります。
一般的には死刑制度がある方が安全なイメージがありますが、実際は少し異なるようです。

ある統計で、死刑制度のない15州と死刑制度のある35週において、殺人の発生率を比較。
すると、死刑制度のない15州の方が発生率が低い結果となりました。
各州の犯罪に対する取り組みの違いなどもあり一概には言えませんが、死刑制度が高い犯罪抑止効果をもたらすかというとそうではありません。

28日、時事通信によると、法務省は公訴時効見直しの骨子案を法制審議会専門部会に提示。
死刑犯罪の時効を撤廃し、新制度の施行時に時効が成立していなければ、遡って適用するとしました。
国会で成立するかどうかは分かりませんが、方向性としては殺人の時効撤廃へ動くようです。

これまでの時効は25年。
25年の期間が、犯罪者に自らを悔い改めさせる考え方に基づき規定されています。
いわば性善説的な考え方ですが、今回の見直しは性悪説に寄ります。
どちらが正しいとは言えませんが、気になるのはこの話がなぜ今出てきたのか。
予定では2月には最終答申をまとめる予定で、随分と拙速です。

選挙対策。
政権が政権を維持するために動くのは当然かもしれませんが、安易に通せる内容ではありません。
結果的に時効が撤廃されるかもしれませんが、十分な審議時間をかけることが望まれます。
 
2010.01.28 この写真の場所、どこだっけ?

ちょっとした旅行で撮る写真。
長旅であちこちで撮る写真。
いずれも印象深いところで撮影しますが、その数が増えるとどこがどこだか分からなくなってきます。
そのため、私は撮影時は必ず先に地名の入った看板等を撮影記録してから撮りたいものを撮っていました。
とはいえ移動中にさっと撮った風景写真などは、そうはいきません。
いい写真なのに、「ここはどこだっけ?」となってしまいます。
今度新しく発売されるデジカメは、こんな悩みがなくなるようです。

26日、産経新聞によるとパナソニックはGPS機能を搭載し、世界の撮影場所の地名や施設名も自動記録するデジタルカメラ「ルミックス」を、3月5日に発売予定であることを発表。
海外旅行では時刻を自動調整してくれるなど、旅行先での便利機能に強みがあるようです。
市場想定価格は4万7千円。

機械が進歩し、知識・知性で見ると知識は機械の方が圧倒的に強くなりました。
ヒトの活動にはより知性が求められますが、基本的に知性は知識に裏付けられます。
ヒトが知性を発展させられるのは、既知のものから新たな発見をする時だからです。

例外がいます。
ごく稀に0から1を産み出せるヒトがいます。
一般的に「天才」と呼ばれるヒト達です。

機械の進歩はヒトの脳を退化させる、という危機宣言をする方もいます。
ふと思ったのですが、むしろ逆かもしれません。
知識を機械にまかせれば、ヒトは知性活動により専念出来るからです。
 
2010.01.27 バードストライク

NHKスタジオパークによると、水鳥は水面付近から高度数百メートルを飛行。
時速は数十キロ程度です。
これに対し、飛行機は離陸直後でも時速数百キロ。
飛行機が速すぎることから鳥は避けることが出来ず、衝突事故となります。
航空業界では「バードストライク」と呼ばれています。

ロイター通信によると、昨年1月にハドソン川に不時着したUS AIRWAYSの機体が、インターネットオークションにかけられるそうです。
同機体はエンジントラブルの際、パイロットが的確な判断でハドソン川に不時着させたもの。
奇跡的に乗客・乗員155人全員が無事でした。
エンジントラブルの原因は、バードストライク。
2つあるエンジンの両方に、鳥を巻き込んだことによる事故でした。

世界中の航空機事故のデータベースである Flight Safety Foundation によると、軽微な事故を含めない鳥が原因の航空機事故は1950年以降53件。
1960年10月4日、ボストンの事故では62名の方が亡くなられました。
この間のエンジンメンテナンスによる事故は14件で、鳥による事故は自然が相手となることもあり比較的多いと言えます。

様々な対策がなされており、空港周辺ではバードパトロールが周回。
空砲を撃つなどして、空港に近付けないようにしています。
ただ鳥にも慣れがあり、決め手に欠く状況です。

ヒトは未知の領域を開拓してゆきますが、それは同時に大自然の反発を招きます。
ただ自然から産まれたヒトが、より快適さを求めて大自然に向かってゆくこともまた自然なことです。
大切なのはいかに自然とうまくやってゆくか。

海ではサメ対策として、シャークポッドと呼ばれる器具を用いることがあります。
サメが苦手とする低電磁波を発し、追い払う仕組みです。

やがてまた慣れるかもしれませんが、鳥対策として飛行機にもそのような装備の開発が望まれます。
駆除も引き続き行われていますが、相対速度の問題で鳥が避けられないのであれば飛行機側で対処すべきです。
 
2010.01.26 5人に1人未満、肺がんの相対生存率

がんという病気において、「相対生存率」という言葉をよく使います。
あるがんにかかった場合、治療でどのくらいの生命が救えるかを指標化したもので、通常5年を目安にします。
古いデータですが、国立がんセンターによると1993年から1996年にかけてがんと診断された人の5年相対生存率は男性45.1%、女性54.8%。
概ね半数程度は助かる計算です。
ところががん部位別に見てみると、少し異なる結果となります。

最も相対生存率が高いのは、女性の乳がんで83.1%。
また子宮がんも70.5%で、高い生存率を誇っています。
相対生存率が低いのが男女とも肺。
肺がんの5年相対生存率は、男女合計で19.9%。
助かるのは5人に1人未満です。

有名な方のがん告白が相次いでいますが、25日、報道各社によると舞台「飛竜伝2010」などを手掛ける劇作家が肺がんを告白したそうです。
現在は病院で抗がん剤治療中。
病院から演出の指示を出しているとのことで、幸いなことに現状健康な様子がうかがえます。

日本は肺がんが多いですが、先進国は減少傾向。
欧米では禁煙者が増え、肺がん発生率が下がりつつあります。
諸説様々ですが、推計では喫煙に由来する肺がんは男性で約68%。
たばこ増税がなくとも、やはり喫煙は控えた方がよさそうです。
 
2010.01.25 「分かっている」はずが・・・

年始から快調であったニューヨーク株式市場は、自律調整の前に外部からの圧力で下げることになりました。

1月19日10,725ドル、年初来高値。
1月20日10,603ドル。
1月21日10,390ドル。
1月22日10,173ドル。

あっという間に、552ドルの下落。
原因はオバマ大統領の、銀行によるヘッジファンド投資禁止などの金融規制案です。
時代に逆行する案で、あちこちで酷評を受けています。
理由は銀行の縮小は経済の縮小を招く点。
至極当然ですが、不思議なのはオバマ大統領陣営もそんなことは「分かっている」のになぜやってしまったのか。

いくつか見方があります。
まず、欧州の追随。
昨年ドイツは、ストックオプションの行使権を4年後とする役員報酬制限を法制化しました。
またイギリスとフランスは、銀行ボーナスへの特別課税を発表しています。
ただ、もともとアメリカはこの手の政策を控えていました。

次に、11月の中間選挙対策。
銀行を仮想敵として、求心力を高める作戦です。
ただ、民意が不満を持っているのはチェンジしない景気に対してで、景気に水を差す同規制は理屈に合いません。

どちらの見方もやはり矛盾するようです。
するとなぜ?

もう一つの見方は、残念ながら焦り。
昨年珍しくテレビのトーク番組に出演したオバマ大統領が、失言をしたことがありました。
苦手なボウリングに関する話題が出た際に、ボウリングを「スペシャル・オリンピックス(知的発達障害のある人の競技会)みたい」と発言したもので、その後謝罪しています。
日本ではこれまた残念ながら頻繁に見られる光景ですが、ことオバマ大統領に関しては異例です。
支持率はより落ちてゆきました。

ヒトである以上メンタルのブレはありますが、合衆国のトップは残念ながらヒトであることが許されません。
まだもうしばらく叩かれると思われますが、「おだて・なだめ・すかし」カリスマ性を復活させて欲しいところです。
 
2010.01.21 パワーウェイトレシオ、プリウス・インサイト

100馬力で1トンの車。
100馬力で2トンで車。
どちらが速いと思いますか?

愛車に乗っていると、加速が物足りなく感じる時があります。
スポーツタイプのため普通の車よりは速いのですが、イメージするよりは後ろの方にいる感覚です。
サーキットで走っている知人に聞いてみると、「車が重いから」ということでした。

パワーウェイトレシオという指標があります。
車の重さを馬力で割るだけの、簡単な指標です。
冒頭のケースでは、1トンの場合10kg/PS。
2トンの場合20kg/PSです。
自身の車では8.7kg/PSでした。
普通の車はだいたい10kg/PS前後です。
グレードによりますが、カローラ(1.3 X アシスタパッケージ)では11.7kg/PSでした。

プリウスとインサイトでは?
販売台数ではプリウスが引き離しましたが、インサイトもなかなか頑張っています。
売れ筋の低価格帯グレード「プリウス1.8L・インサイト1.3G」で見てみます。

よく「プリウスの方が走る」と言われます。
馬力を見れば明らかで、「プリウス99馬力・インサイト88馬力」。
排気量が違うため当然の結果ですが、単純な馬力ではプリウスに軍配が上がります。
ここで、パワーウェイトレシオを見てみます。
結果は「プリウス13.2kg/PS・インサイト13.5kg/PS」。
もちろんこれだけで単純に比較することは出来ませんが、この指標では両者の性能が均衡しています。
価格は「プリウス205.0万円・インサイト189.0万円」。
16万円の差をどう見るかは人それぞれですが、インサイトはもう少し売れて良かった気がします。

車が走ることにおいて、重量と馬力のバランスは重要です。
F1のパワーウェイトレシオは1kg/PS前後です。
 
2010.01.20 かんぽ生命、限度額を引き上げる前に

自社ディスクロージャー誌「2009 かんぽ生命の現状」によると、平成21年3月の総資産は約107兆円。
純民間生保トップの日本生命の同総資産は約46兆円で、かんぽ生命は倍以上の規模です。
「さすが郵便局」なのか。
現場を見ると、半分は正しく、半分は正しくないようです。

平成18年度の「生命保険文化センター 全国実態調査」によると、加入保険金額の世帯平均は民間生保が3,055万円に対し簡易保険は709万円。
単価で見ると民間生保は約4.3倍で、大きな開きがあります。
この差は規制の問題で、簡易生命保険の限度額が最大で1,300万円であることによります。
議論の対象になっていますが、問題は現場が長年低い平均単価でやってきたことです。

19日、日本経済新聞によると、政府は日本郵政グループの事業見直しで、かんぽの限度額を引き上げる方向で調整に入ったそうです。
当然は純民間生保は半官であるかんぽに対し「民業圧迫。競争の公平性を欠く。」と反発しています。
当然の反応ですが、両者とも顧客視点を欠きます。

最も懸念されるのは、かんぽの安易な勧誘と、消費者の安易な加入です。
限度額が上がれば、かんぽの名のもとに単価もある程度自然に上がることが予想されます。
恐らく数年後、かんぽ生命は「改革の成果」と銘打って表明すると思われますが、現場のコンサルティングレベルが上がった訳ではありません。
一時、日本生命などと組んで教育体制を整えていましたが、かんぽ生命は顧客の横取りを恐れ、あまり進んでいないようです。
結果、正しく販売スキルが上がった訳ではないのに単価が上がり、本来あるべきではない加入が増えることからお客様が損をすることになります。

体質の問題で能力云々が問われる訳ではありませんが、現実的に半公共の性質を持つ以上、体質は正される必要があります。
やるならまず現場を1年程度他金融機関へ出向させるなどして、スキルを上げてから。
出来ないならやらない。

経営判断としては恐らくどちらの判断も実現は難しいでしょうが、現場サイドとしてはもう少し顧客視点に立って欲しいと思います。
 
2010.01.19 移りゆく万博

万博の意義が議論されるようになってからも、万博は続いています。
史上最多約6,422万人の来場数を記録したのは、大阪万博。
開催されたのは40年も前の1970年です。
IT・情報化が進展し、誰でも情報が手に入るようになりました。
このため、世界中のモノを一所に集める万博の必要性は薄れている、という意見が大勢です。

18日、時事通信によると5月1日から開催予定の上海国際博覧会において、前売り券の販売が好調。
既に1,800万枚が販売されており、目標である来場7,000万人を軽く上回る観測が出ているようです。

現在上海万博に期待されているのは、ポスト北京オリンピック。
野村総研によると、万博会場の建設を中心とした投資は286億元(約3,700億円)。
ただ関連投資や都市インフラ建設投資を含めた投資規模は2,500〜2,700億円(3兆4,000億円前後)。
北京オリンピックの約15兆円程ではないものの、ブラジルが昨年6月に発表した景気刺激策約2兆5,000億円を軽く上回ります。

上海の株式市場は、金融引締め懸念からしばらく軟調な展開が続いています。
不動産再バブル懸念も台頭しており爆発的な上昇は期待しにくい状況ですが、結果、ある程度バランスのとれた上昇トレンドとなりそうです。

万博の目的は事実上、経済要因が大きくなりました。
ただ、規模が大きくなればその分訴求力は増します。
公式サイトによると出展表明は既に221。
各国が参加表明しており、既に目標の200を上回りました。
本来の万博の魅力も大きそうです。
 
2010.01.16 年間遺失届け75億円、拾得届28億円 行方不明47億円

12日、AP通信によると2万1,000ドル(約190万円)入った財布を返したニューヨークのタクシーの運転手が、称賛を浴びているそうです。
タクシー運転手は、イタリア人観光客が家族6人分の旅費が入った財布を車内に落としているのを発見。
財布の中にあった住所をもとにそのまま本人へ返し、お礼も受取らなかったそうです。

警視庁が発行する「H20 遺失物取扱状況」によると、平成20年における遺失届受理金額は約75億円。
これに対し拾得届額は約28億円で、単純計算では年間約47億円ものお金が行方不明になっていることになります。
拾得物の割合を見てみると「財布類」は堂々3位につけており、割合は9.7%。
数量ベースでは約23万個に達します。
1日約600個が拾得されている計算で、大事なものの割に落としてしまうことが多いようです。

日本もニューヨークのタクシー運転手に負けず劣らず律儀なところがあり、財布類は57.2%が遺失者へ返還されています。
時計や貴金属は特定が難しいこともあり返還が少なく、それぞれ時計2.4%、貴金属1.1%に止まります。

ところで最も多い拾得物は?
栄えある1位はやはりで「傘」で16.2%。
平成20年は、約38万本が拾得されました。
 
2010.01.15 超高級ホテル vs ロッテ

2002年に「フォーシーズンズホテル椿山荘・東京」がオープンしたのを皮切りに、六本木ヒルズの「グランドハイアット東京」、日比谷パークビルの「ザ・ペニンシュラ東京」など、超高級ホテルの開業ラッシュが相次ぎました。
平均客室単価は4万円以上で、それまで都心で手薄であった層がターゲットでした。
また、六本木や日本橋などのエリアはちょうど再開発のタイミングであったこともあり、その目玉としての役割もありました。

6日、総合菓子メーカーのロッテはホテル市場への参入をリリース。
4月6日に「ロッテシティホテル錦糸町」を開業予定です。
コンセプトは“Tokyo Sweet Stay”で、コアラのマーチを装飾した部屋があるなど、独自の打ち出しをしています。

価格帯の設定は低め。
シングルルームは17.8平方メートル、13,750円からで、シティホテルのイメージです。

なだれ込んだ超高級ホテルは、不況のあおりで苦戦。
そこへリーズナブル価格で参入するロッテ。
景気の回復度合いに影響されそうですが、直近はロッテに分がありそうです。

まずは出だしがどうなるか。
宿泊予約受付は1月18日から。
 
2010.01.14 現金決済91.4%

1950年、米国で世界最初のクレジットカード会社、ダイナーズクラブが設立されました。
当時のテーマは「財布を忘れてもみじめな思いをしない暮らし」。
利便性や高額紙幣である100ドル札(1万円札相当)の偽造が多い特殊な社会背景などもあり、急速に普及しました。
現在では、米国で最も一般的な信用証明はメジャークレジットカードになっています。

日本では1960年に富士銀行(現みずほコーポレート銀行)が日本ダイナーズクラブを設立したのが最初。
その後日本でも普及し、流通枚数は2億枚以上に達しています。

一般にはクレジットカードビジネスは飽和のイメージがありますが、「H21.家計の金融行動世論調査」によると実際の決済は91.4%が現金。
実はまだまだ開拓余地のあるビジネス領域と言えます。
ただし、これは支払い金額1,000円以下の場合。
50,000円超になると状況が変わり、「現金決済51.6% クレジットカード決済49.8%」となります。
ポイント効果があり高額商品ではクレジットカードが強いと言えますが、それでも半数以上が現金支払いをすることには驚かされます。

同調査によると、今後の金融商品の保有希望に関する質問に対し、52.0%が預貯金と回答。
根強い預貯金志向が伺えます。
ただ平成18年から減少していた株式保有希望は0.8%増の8.7%。
4年ぶりにプラスに転じました。

今年も現金派がまだ根強く残りそうですが、相場も動きそうです。
 
2010.01.13 受験と夜食

食事の基本はやはり朝・昼・晩の3食をきちんと摂ること。
またよく言われることですが、夕食は控えめがお勧めです。
夜は副交感神経が活発に働きエネルギーを蓄えようとするためで、昼と同じ食事量でも夜に食べると太りやすくなります。
辻クッキングの管理栄養士によると、夜の食事は遅くとも睡眠2時間前に済ませるのが良いそうです。
また夜食は敬遠されがちですが、脳の栄養になる糖質を補ったり、食べ物を咀嚼することによって脳を活性化させる働きがあります。
適量であれば、夜食は夜の勉強の強い味方と言えそうです。

今年の受験の傾向は、近場と国公立だそうです。
河合塾の調査によると、「通勤可能な範囲の大学を選ぶ志向」については70.6%が強まっていると回答。
また「国公立大学を目指す志向」も58.8%が強まっていると回答しました。
不況が学生にも影を落とし、受験の選択肢を狭めているようです。

私は受験の時は、特に何も考えずに近場の大学を選んでいました。
結果的には問題はなくプラスの方が多かったのですが、本来は「その大学で何を学べるか」や「そこで学んだことは将来活かせるのか」といったことを、考えるべきであったと思います。
選択肢を絞らなければいけない場合、必然的にそういったことを考える必要性が出てきます。
未来ある学生には出来る限り多くの選択肢があるべきだと思いますが、それが叶わない場合は人生を考える良い機会として活かして欲しいと思います。

受験夜食で人気があるのはうどんとか。
低カロリーなのにボリュームがあり、またお腹にもたれないため受験夜食に向くようです。
最後の仕上げに一役買うかもしれません。

センター試験まで、あと3日。
 
2010.01.12 省エネ、長持ち、高額 でも今の電球タイプによっては

昨年末、電球を買いに行くと照明コーナーにLED電球が並んでいました。
口金がE17タイプのものが必要だったのですが、電球型蛍光灯が980円、LED電球が4,980円で驚きました。
省エネ、長持ちだけどまだ高い、ということをよく聞いていましたが、実感させられました。

実際どれくらい違うのか、に関しては量販店のサイトでも試算されていますが、自身のケースでも試算してみると予想以上の違いになりました。
2種類とも「パナソニック・60W相当・口金サイズE17」で比較してみます。

まず1日当たり10時間の点灯として電気代を換算してみると、「電球型蛍光灯26.4円、LED電球12.1円」。
電気代は1kwhあたり税込み22円で計算しています。
既に約2.2倍の差となりました。

寿命が大きく異なり、このタイプでは「電球型蛍光灯6,000時間、LED電球20,000時間」でした。
一般的に販売されている40,000時間、10年程度で本体交換価格を含めた総費用に換算すると、「電球型蛍光灯11万2,133円、LED電球58,360円」。
約5.4万円の差となりました。
同サイトでも割安となる目安は3万円程度となっていますが、現在利用している電球のタイプによってかなり変わるようです。

引越しの可能性があるため、最終的にはLED電球を選びませんでした。
長くお住まいの方は、まだまだ普及価格ではないものの極めて高性能ですので是非どうぞ。
 
2010.01.11 25歳、キャスター皆藤愛子さんのポリープ

カラオケ、怒鳴り声、演説。
一時期に発声が集中すると、声帯粘膜の血管が破れて内出血を起こし、ポリープの原因となります。

声帯ポリープは、自然に消えてなくなることもあります。
また消失しない場合、ステロイドホルモン治療の効果が低い場合などは切除します。
 
9日、フジテレビ系「めざましテレビ」でキャスターを務める25歳の皆藤愛子さんが、ポリープの手術で入院されていることが報道されました。
2カ月ほど前から「声がでにくい」などの不調を訴えており、検査結果、昨年12月に声帯の横にポリープが出来ていることが判明したそうです。

声帯ポリープは基本的に悪性化しませんが、問題なのは検査結果が喉頭がんであった場合。
喉頭がんはここ10年で増加しており、特に女性の増加率が高いため注意が必要です。
これは女性の喫煙率の上昇と関係があると言われています。

声帯ポリープも喉頭がんも、初期症状は同じで声がれ。
稀にポリープに似たがんであることがありますので、検査が必要です。
またがんが声帯に無い場合は、声がれなどの症状が出にくくなります。
この場合は、飲み込む時に引っかかるような感覚症状がありますので、異常を感じたら早急に受診しなければなりません。

皆藤愛子さんの手術は成功し、経過は良好。
12日から復帰予定だそうです。
 
2010.01.10 ペンテコスト島の成人式

メラネシアの小国であるバヌアツ共和国には、ペンテコスト島という島があります。
ここでは日本で言う成人式にあたる、「ナゴール」という儀式が行われています。

ナゴールでは、まず背の高い木の上にやぐらを設置。
そのやぐらにつたを縛り、つたを足首に巻きつけてジャンプします。
少年は勇気を試され、大人への階段を上ってゆきます。
この儀式は、バンジージャンプの起源と言われています。

9日、インターネット調査会社「マクロミル」によると、今年の新成人の約8割が「日本の未来は暗い」と回答しました。
景気や年金問題、また政権交代したものの変化を実感出来ていない、といった声があるようです。
ただ自身の未来については約6割が「明るい」と回答し、前年に引き続き現状を前向きに捉えている様子が伺えました。

ナゴールでは、自分でつたの長さを測り、自ら足首に巻きつけます。
長すぎれば地面に激突し、また巻きつけが緩くとも危険です。
ペンテコスト島の新成人は、飛び出す勇気と共に生きるということが自己責任であることを学びます。

環境に対して色々と思うところがあるのはヒトの常ですが、どう思ったところで状況が変わるわけではありません。
大切なのは「今、そこで、どうするか?」を自ら判断することです。
 
2010.01.08 40歳後半から急増するがん、熱いものを飲んでしみたら要注意

日本人の食道がんは、約半数が胸の中にある食道の真ん中あたりから発生します。
死亡率は40歳代後半から上昇。
男性の死亡率が高いのが特徴で、女性の5倍に達します。
また罹患(りかん)率の国際比較では、日本人は東アジア諸国の中で高い傾向にあります。

7日、指揮者の小澤征爾氏は食道がんを告白。
ウィーンと日本で予定していた30公演を、治療に専念するため全てキャンセルすると発表しました。
年末に受けた人間ドックで、食道がんが発見されたそうです。

食べ物を飲み込んだ時に胸の奥がチクチク痛んだり、熱いものを飲み込んだときにしみるような感覚になったことはないでしょうか。
それらは食道がんの初期症状です。
がんが少し大きくなると逆にこの症状は感じられなくなります。
このため、思い当たる節があれば少しでも早く検査に行く必要があります。

食道がんの主な原因は飲酒と喫煙。
また、ブラジルやウルグアイなども食道がんが多く見られ、熱いマテ茶を好んで飲むことが原因と言われています。

予防は野菜と果物の摂取。
また肥満もリスクを上げる要因とされており、適度な運動が重要です。

小澤氏は会見で、自覚症状は全く無かったとおっしゃっています。
しばしばあるケースで、実際に健康診断や人間ドックで発見される食道がんの2割程度は無症状の食道がんです。

受診を忘れた方はお早めに。
食道がんは早期発見されれば、大半が治癒します。
 
2010.01.07 金の切れ目が縁の切れ目、リストラ金融マンの不倫と末路

恋をしています。
小学生の時のような無防備な恋。

ある有名女優が記者会見で、自身の不倫についてそんな発言をしました。
心理学的には、不倫はそれまでの両親との関係で満たされなかったものを求める傾向があるそうです。
通常は配偶者にそれを求めますが、イメージと異なったり物足りなかったりすると埋め合わせをしようとするようです。
これは男女共通の心理です。

英国の既婚者向け出会い系サイトによると、金融危機で苦境に立たされた金融マンが不倫に走る傾向があるそうです。
同サイトによると金融危機以後、金融関係者の登録が増え、現在では登録数約38万人中約2万人が金融関係者とか。
また調査によると不倫をする理由の1位が「愛されていると感じるため」。

外資金融機関で数千万円の年収を稼いだいた頃は、妻に高額の生活費を渡しておけば関係のバランスはとれていました。
ところが金融危機でリストラされ、金の切れ目が縁の切れ目となった肩身の狭い家庭の様子が浮かび上がります。
結果、愛情を求めて外に出るようです。

妻はしたたか。
ミセス読者アンケートによると、「夫の浮気を疑ったことがあるか?」という質問に38%が「はい」と回答しています。
ただ、性格によりますが詰め寄るかというとそうでもなく、適度に泳がされることもあるようです。
浮気の確証を掴んだ後は、適切なタイミングで金銭を伴った三くだり半が突き付けられます。

ブルームバーグのコラムニスト、マシュー・リンは景気を占う指標として浮気を挙げました。
確たる統計ではありませんが、逆のケースもあるものの英国の浮気専門サイトは英国の証券市場が高騰すると活性化するそうです。
どちらが先はさておき、この説が正しければ今年のロンドン市場は期待がかかりますが・・・
 
2010.01.06 ブラジルで売れる車の燃料

1920年〜1950年頃、フランスでは砂糖大根が重要でした。
砂糖大根から作られたエタノールを、ガソリンに混ぜて使っていたからです。
その後石油価格が下がり安価となったため、どの国もエタノールを利用しなくなりました。

転機は1973年のブラジル。
石油ショックで原油価格高騰のあおりを受けたブラジルは、以後、国家アルコール政策を実施。
自国のサトウキビから摂れるエタノールを、ガソリンの代替燃料として利用促進してきました。
このため現在では、ブラジルの自動車市場は各国でも異彩を放っています。  

ブラジル自動車工業会は、2010年の新車販売台数予測を発表。
本年度は、過去最高の340万台になる見通しです。
2008年における日本の新車販売台数は約321万台で、日本に匹敵する規模に成長しています。

ブラジルの自動車は大半がフレックス車。
フレックスとはガソリンとエタノールなどの混合燃料を指します。
技術が進歩し、コンピューターセンサーで混合物を検知して燃料の供給量を調整するため、どのような比率で燃料を混合しても走行が可能になりました。

資源価格の上昇は、様々な副作用をもたらしました。
物価高などマイナス面も多いですが、同時に代替エネルギーの技術革新も促しました。
原油価格は暴落したものの2009年初頭頃から上昇に転じ、現状1バレル80ドル弱で高止まりしています。
投機資金による乱高下は予想されるもの、平均ではしばらくこの水準が維持されると見られており、フレックス車はハイブリッド技術のない各国に急速に広まるかもしれません。
 
2010.01.04 2010年世界の経済予想

日経平均8,500〜12,000。

年始の動向が注目されますが、全体的には堅調な展開になると見ています。
上期は夏の参院選に向けて政策支援が続くことから、3月決算動向はおそらく吸収されます。
下期は各国出口戦略の影響から迷走すると思われますが、米国の利上げは雇用改善後と考えられるため影響は限定的となります。

リスクはデフレの進行。
企業業績は回復基調となりますが、給与反映は遅れデフレ改善は厳しいことから消費はもうしばらく我慢の展開になるでしょう。

マネーは引き続きグリーン銘柄に流れますが、大きなトレンドへの発展は現状見られません。
このため2010年も、資源関連の短期的な動きを追う展開になることが予想されます。

各国の動きは、先進国は堅調、新興国はロシアを除いて回復軌道。

米国は旺盛な消費の自律回復が鍵を握るものの、回復基調。
2010年GDPは1%前後の成長を見込みます。
消費は前期比年率で約28年ぶりにマイナス突入となりましたが、景気対策効果で2009年11月の小売売上高は前年比2.2.%増で回復。
ただ追い風参考値につき、本年は自律回復へ移行出来るかどうかが肝になります。
リスクは資金ショートと膨張する財政赤字。
雇用対策などの追加支援策が打ち出されていますが、少なくなった袖をなんとかやり繰りして振っている状態で残りはほぼありません。
またその結果膨張した財政赤字は、中長期的な成長を妨げています。

欧州もやり繰りに悩まされる点は変わらず、全体としてわずかながら回復基調。
2010年は全体で0.5%前後の成長率に止まる見込みです。
域内最大の経済圏であるドイツが苦戦。
2009年10月のドイツ鉱工業生産指数は前月比1.8%減。
市場予想の1.0%増を大きく下回り、厳しさを露呈しました。
またEUは赤字幅をGDP比3%以内とする協定を結んでいますが、参加27カ国中20カ国が赤字で協定違反となっており欧州全体のリスクとなっています。
消去法的に期待されるのは、初代EU大統領による欧州統合の強化。
各国の打算の産物の印象は拭えませんが、二酸化炭素の排出を削減する低炭素経済への移行は事実上欧州が主導。
米国の「これから」グリーンエネルギーを増やす政策に対し、「これまでの」非グリーンエネルギーを減らす動きは両軸で進める必要があり、存在感を発揮できる舞台です。
現状の世界全体での排出権取引市場は400億ユーロ程度(約5.3兆円)と言われており、市場の拡大、及びその経済効果が期待されます。

新興国はロシアの回復が危ぶまれるものの、中国・インド・ブラジルが回復軌道。
2010の成長率は中国9%前後増、インド7%前後増、ブラジル5%前後増、ロシアはプラス成長見込み。

中国は高い成長率を回復。
4兆元(約52兆円)の大型景気刺激策から、自動車市場が世界最大となるなどマーケットの拡大に成功しました。
2010年も引き続き世界のマネーを集めそうです。
懸念されるのは、再燃する不動産バブル。
2000年から2008年にかけて、年次住宅販売単価は中国全体平均で1.8倍に上昇。
オリンピック開催地である北京は2.6倍に達しました。
五輪後下落しましたが、2009年春から回復に転じ、3月の主要70都市不動産販売価格は前月比0.2%上昇。
8カ月ぶりのプラスを記録し、その後上昇トレンドとなり火種を残しています。

インドは国内新車販売台数が過去最高を記録するなど、回復が順調。
中間所得層増加のイメージが強いのですが、低所得層も増加しています。
2009年4月時点での携帯電話加入者数は、ついに4億人を突破。
1,700インドルピー(約3,200円)のサムソン製ラジオ付き携帯電話が低所得層に受けており、消費のすそ野が拡大しています。
リスクは外資の出資規制や不安定な社会情勢。
特に隣国パキスタンとは現在停戦状態であり、中国に対して曖昧なチベット外交も不安を残します。

ブラジルはオリンピックの開催が決定し、鉄道などのインフラを中心に急回復。
2010年も主要国のマネーが流入し、追い風が吹くと見られます。
懸念はニ番底とインフレ。
7月から9月にかけてのブラジル第3四半期は、個人消費が前期比2.0%増、設備投資は同6.5%増。
また政府は自動車、白物家電などの工業製品減税を延長。
内需拡大下で政府支援が拡大しており、膨張による二番底が警戒されます。
結果としてのインフレは言うまでもありません。
10月には大統領選挙を控えており、しばらく政策支援は続く見込み。
ただ、動向を注視しつつではあるものの、全体的には高い成長期待がかかります。

ロシアは引き続き資源に依存。
昨年は企業の在庫積み増しが影響し、第3四半期(7-9月)のGDPは前年比8.9%減。
ただ反動要素はあるものの前期比では13.8%増となっており、送ればせながら最悪期は脱した様子です。
株価は主要市場で最も高騰。
RTS指数の2008年末終値は632でしたが、2009年末は1,445を記録し、2.3倍に達しました。
ロシア市場は値動きが荒く反動リスクやエネルギー市場の乱高下リスクは背負うものの、資源価格は回復上昇トレンドにあり成長余地を残します。

2010年は政治手腕の差が出る年になりそうです。
注目はアグリファンド(農業関連ファンド)。
  
2010.01.01 【謹賀新年】飛行機が墜ちました。無事でしたが何を持ってゆきますか?

あなたの乗っている飛行機が墜ちました。
幸い無事でしたが、砂漠に不時着し周りには何も見えません。
飛行機から「中身のない水筒・ナイフ・雨がっぱ・懐中電灯・風邪薬・新品の小さなウィスキー瓶・レジャーシート」は回収出来ました。
このうち、3つだけ持ってゆけるものとします。
あなたは何を選びますか?
内容は少し異なりますが、ふと、以前このような質問を受けたことを思い出しました。
決まった答えはありませんが、この手の質問の模範解答は切り分けをすることです。

まず外部環境について考えてみます。
場所が砂漠のため、生存におけるリスクは水です。
中身はありませんが、確保する前提で持たざるを得ません。
また体力を奪うのは温度差です。
このため防寒具として雨がっぱが必要になります。

次に内部環境。
ここでは「カラダ」を指すものとします。
ある程度衣食住が確保出来るとしても、長期戦において怖いのは病気です。
特に場所柄ケガが懸念されるため、ウィスキー瓶を消毒用にもってゆきます。
破傷風にかかると終わりだからです。

従って、私は「中身のない水筒・雨がっぱ・新品の小さなウィスキー瓶」の3つを選択します。

大納会を迎え、日経平均は1万546円で引けました。
昨年3月10日にバブル後最安値7,054円をつけてからは回復基調。
6月には1万円台を回復しましたが、その後は迷走しました。
回復の背景には政府の経済対策期待などがありましたが、支持率の低下に見られるように徐々にその信任は失われつつあります。
政府も手をこまねいていた訳ではなく、様々な施策を打っています。
ただリーダーシップに欠けることから、事業仕分けに見られるように実効性が低い結果となってしまいました。

砂漠の選択ですが、遭難時に生存率を高める鉄則は動かないことです。
このためレジャーシートで近くになんとか居住場所を作り、恵みの雨を待って水筒に補給し、近づく外敵を追い払うためナイフを持つ選択肢も産まれます。

2つの考え方において、どちらかに優位性がある訳ではありません。
求められるのは決断です。
一年の計、決まりましたか?
 



Adual株式会社(アデュアル)

 

代表取締役 堀池泰)

 


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