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国民年金保険料の推移
 
上がり続ける国民年金保険料・・・

国民年金保険料の推移
 

※2009年4月からの改定率は2005年4月から2009年3月までの平均改定率にて算出*
※2005年4月〜2009年3月の改定率=前年度の改定率×前年度の名目賃金変動率*

   
 

国民年金の保険料は年々増加。
約40年前と比べるとなんと約32倍(2008年4月)で、今後も増える見込みです。
物価や賃金の上昇等が背景としてあり、単純に高くなった訳ではありません。
ただ近年は賃金が増えない中で国民年金保険料が上昇しており、国民の負担がより重くなってきています 。

 

老齢基礎年金支給額の推移
 
受取額は減少段階に・・・

老齢基礎年金支給額の推移
 

※満額支給は昭和16年(1941年)4月2日以後に生まれた人が、40年間(20歳から60歳まで)納付した場合*
※昭和16年4月1日以前に生まれた人は、生年月日により25年 - 39年納付すれば満額支給*

   
 
1986年までは老齢基礎年金の支給額は急上昇。
以後も緩やかですが上昇していました。
ところが近年は上昇率がより鈍化しており、1999年4月以降はついに減額に転じています 。
 
 
世代別の保険料と給付額の推移
 
世代による格差の大きい給付倍率・・・

下がる給付倍率
 

※40年加入した時の一人当たりの保険料と給付額及び倍率(厚生労働省2004年推計)*

   
 
保険料は上昇しているにも関わらず、給付額の上昇が鈍化・減少しているため給付倍率は急激に下がりました。
2005年時点では、納めた保険料総額に対し給付されたのは1.7倍。
今後は年金基金の更なる悪化が見込まれており、公的年金がより縮小することは避けられない見通しです。
 
 
 

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