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先進医療とは
例外的に混合診療を認められた保険外診療です。
一般的な理解としては、「健康保険が効かない、最先端の、高額な」医療で問題ありません。
混合診療とは
健康保険の効く保険診療と、健康保険が効かない保険外診療を同時に行う診療です。
保険外診療とは
保険外診療は、まだ国から認可されておらず保険が効かない診療を指します。
注意点は保険外診療が少しでも混ざった場合で、この場合は本来健康保険が適用される部分に関しても保険適用外になってしまいます。
なぜ保険外診療が存在するのか?
実際の医療現場では、日本で認可されていないだけで有効性の高い治療が数多く存在します。
日本は認可が遅いことが原因ですが、このため厚生労働省は一部の医療を「先進医療」として認定し、先進医療に関しては混合診療の例外として認めることにしました。
ただし先進医療部分はあくまで保険外診療であるため、全額自己負担となります。
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※出典:厚生労働省「先進医療の概要について」 |
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高額療養費制度に関してはよく誤解がありますが、適用されない訳ではありません。
一般治療部分に関しては適用されるため、上記の場合3割負担部分(保険給付に係る一部負担部分)については適用されます。
ただし、先進医療部分に関しては高額療養費制度は適用されませんので注意が必要です。
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重粒子線治療(固形がんに係るものに限る) |
310万円程度 |
悪性腫瘍に対する陽子線治療(固形がんに係るものに限る) |
290万円程度 |
脊椎腫瘍に対する腫瘍脊椎骨全摘術 |
200万円程度 |
凍結保存同種組織を用いた外科治療 |
80万円程度 |
一絨毛膜性双胎妊娠において発症した双胎間輸血症候群に対する内視鏡的胎盤吻合血管レーザー焼灼術 |
50万円程度 |
インプラント義歯(有床義歯タイプの支持連結装置1歯根分及び上部構造について先進医療に係る費用) |
40万円程度 |
腹腔鏡下肝部分切除術 |
30万円程度 | |
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※出典:財団法人生命保険文化センター(平成21年8月調べ)
※先進医療の費用は病院によって異なります |
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テレビや雑誌で
“お金で命を買う時代”
と取り上げられたことがあります。
上記のように先進医療は高額なものが多く、現状ではまだ一部の資産家だけしか受診出来ていません。
保険商品によるものの基本的に医療保険の先進医療保障は、これらの治療も保障対象となるため非常に優れています。
注意点としては適用例が少ないこと。
先進医療の認定基準は厳しく、適用を受けている医療機関がまだまだ少ないのが現状です。
ただその分先進医療技術に対する保険料は月々数十円と非常に割安なため、弊社では付帯することを推奨しています。
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